ICG蛍光法の外科領域への応用
ICG蛍光法の肝臓手術への応用
三橋 登
1
,
木村 文夫
,
清水 宏明
,
吉留 博之
,
大塚 将之
,
加藤 厚
,
吉富 秀幸
,
古川 勝規
,
竹内 男
,
高屋敷 吏
,
須田 浩介
,
高野 重紹
,
宮崎 勝
1千葉大学 臓器制御外科
キーワード:
Indocyanine Green
,
肝細胞癌
,
感度と特異度
,
蛍光
Keyword:
Fluorescence
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Indocyanine Green
,
Sensitivity and Specificity
pp.959-963
発行日 2009年9月1日
Published Date 2009/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009305359
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Indocyanine green(ICG)蛍光法は、肝臓手術においてはICGの動態の特異性から血流、肝実質、胆道への経時的分布を通して多彩な情報を得ることができる。また、肝区域の同定、胆嚢静脈還流域の同定にも応用されてきた。さらには最新の知見として肝細胞癌、転移性肝癌への集積が報告され、術前検査で検出されなかった腫瘍を術中に同定することが可能である。ICG蛍光法の肝臓手術への応用について述べる。
©Nankodo Co., Ltd., 2009