手術手技
ロボット支援直腸癌手術がもたらす精緻なbeyond TME
河田 健二
1
,
横田 満
1
,
稲村 幸雄
1
,
松岡 弘也
1
,
森川 彰貴
1
,
河本 和幸
1
1倉敷中央病院外科
キーワード:
直腸癌
,
ロボット支援手術
,
beyond TME
Keyword:
直腸癌
,
ロボット支援手術
,
beyond TME
pp.967-974
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003903
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直腸癌に対するアプローチは開腹手術,腹腔鏡手術,経肛門手術,ロボット支援手術と多岐にわたるが,どのアプローチ法においてもHealdらが提唱した直腸間膜全切除術(total mesorectal excision;TME)1)のqualityが,局所再発率や予後を左右する。また,腫瘍最深部から手術剥離断端までの距離(circumferential resection margin;CRM)が局所再発の制御には重要で,腫瘍の浸潤程度に応じて術前治療(放射線化学療法や化学療法)や切除範囲の設定が必要となる2-4)。
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