Japanese
English
特集 低侵襲内視鏡外科手術の最前線
II. 各論
3. 大腸
1)ロボット支援下結腸切除術
Robotic-assisted right hemicolectomy
天野 隆皓
1
,
山口 智弘
1
,
坂本 貴志
1
,
櫻井 翼
1
,
向井 俊貴
1
,
日吉 幸晴
1
,
長嵜 寿矢
1
,
秋吉 高志
1
,
福長 洋介
1
T. Amano
1
,
T. Yamaguchi
1
,
T. Sakamoto
1
,
T. Sakurai
1
,
T. Mukai
1
,
Y. Hiyoshi
1
,
T. Nagasaki
1
,
T. Akiyoshi
1
,
Y. Fukunaga
1
1がん研究会有明病院消化器センター大腸外科
キーワード:
ロボット支援下手術
,
結腸癌
,
内側アプローチ
,
体腔内吻合
Keyword:
ロボット支援下手術
,
結腸癌
,
内側アプローチ
,
体腔内吻合
pp.260-267
発行日 2023年3月1日
Published Date 2023/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_260
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右側結腸癌に対するロボット手術は,多関節機能と手振れ防止機能を有する鉗子を使用することで,精緻なリンパ節郭清と円滑な体腔内吻合が可能となる.一方で術中体位変換に時間を要することや,小腸排除を行う際,触覚のないロボット鉗子で操作することで腸管(腸間膜)損傷の危険性を有していることが問題である.そこで本稿では,術中体位変換・小腸排除が不要な内側アプローチによる腸管授動法とサージカルトランクの郭清,および体腔内吻合について解説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2023