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特集 消化器腫瘍に対する腹腔鏡・内視鏡合同手術(LECS)up date
II. 各論
2.胃粘膜下腫瘍以外に対するLECS
-3)大腸腫瘍に対するLECS
Laparoscopy endoscopy cooperative surgery to colorectal tumors (LECS-CR)
福長 洋介
1
,
斎藤 彰一
1
,
千野 晶子
1
,
為我井 芳郎
1
,
上野 雅資
1
,
長山 聡
1
,
小西 毅
1
,
秋吉 高志
1
,
長嵜 寿矢
1
,
山口 智弘
1
,
向井 俊貴
1
,
五十嵐 正広
1
Y. Fukunaga
1
,
S. Saitoh
1
,
A. Chino
1
,
Y. Tamegai
1
,
M. Ueno
1
,
S. Nagayama
1
,
T. Konishi
1
,
T. Akiyoshi
1
,
T. Nagasaki
1
,
T. Yamaguchi
1
,
T. Mukai
1
,
M. Igarashi
1
1がん研究会有明病院消化器センター
キーワード:
大腸腫瘍
,
腹腔鏡・内視鏡合同手術
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剝離術
Keyword:
大腸腫瘍
,
腹腔鏡・内視鏡合同手術
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剝離術
pp.1158-1164
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_1158
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大腸疾患に対する腹腔鏡・内視鏡合同手術(laparoscopic and endoscopic cooperative surgery:LECS)は,内視鏡的切除(ER)の適応であるのに,それができないような一部の上皮性腫瘍あるいは粘膜下腫瘍には有用なことがある.しかしその適応は非常に限られ,また手技においては血流障害や狭窄をきたさないための工夫や腸管内用液の腹腔内への漏出を防止するための工夫が必要である.これまでに17例の大腸腫瘍に対して同手技を施行し,その短期成績は良好であった.本稿では同手技について解説する.
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