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特集 肝門部胆管癌の治療戦略update
II. 手術の実際
4.門脈合併切除・再建のコツ
Reconstruction of portal vein for perihilar cholangiocarcinoma
柳本 泰明
1
,
福本 巧
1
H. Yanagimoto
1
,
T. Fukumoto
1
1神戸大学肝胆膵外科
キーワード:
肝門部胆管癌
,
門脈吻合
,
門脈狭窄
,
門脈血栓
Keyword:
肝門部胆管癌
,
門脈吻合
,
門脈狭窄
,
門脈血栓
pp.1203-1207
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_1203
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肝門部胆管癌における門脈合併切除・再建は技術的にきわめて高難度であり,侵襲も高度な術式である.血管合併切除の適応によりR0切除率が向上するが,門脈再建後のねじれや屈曲に伴う血栓形成や閉塞は肝不全のリスクが高まり致死的になる場合があるため,安全かつ確実な手術操作を心掛けることが重要である.門脈合併切除・再建のコツについて解説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2023