Japanese
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特集 肝門部胆管癌の治療戦略update
II. 手術の実際
5.肝動脈合併切除・再建を伴う拡大肝葉切除
Extended hepatectomy with combined hepatic artery resection/reconstruction
川野 文裕
1
,
藤澤 将大
1
,
古屋 怜慈
1
,
吉岡 龍二
1
,
武田 良祝
1
,
市田 洋文
1
,
三瀬 祥弘
1
,
齋浦 明夫
1
F. Kawano
1
,
M. Fujisawa
1
,
R. Furuya
1
,
R. Yoshioka
1
,
Y. Takeda
1
,
H. Ichida
1
,
Y. Mise
1
,
A. Saiura
1
1順天堂大学肝・胆・膵外科
キーワード:
肝門部領域胆管癌
,
動脈再建
,
門脈再建
Keyword:
肝門部領域胆管癌
,
動脈再建
,
門脈再建
pp.1208-1213
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_1208
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肝門部領域胆管癌に対する手術は唯一の根治的治療であり,R0切除は長期予後を得るために重要な因子である.解剖学的な位置関係から血管合併切除を用いる必要があることがある.しかしながら,血管合併切除,特に動脈・門脈同時再建などは難易度も高く,手術手技はもちろんのこと,解剖学的な十分な理解が必要とされる.本稿では,当科で行っている手技を紹介する.
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