Japanese
English
特集 大腸憩室症の診断と治療
II. 各論
8.大腸憩室炎,結腸膀胱瘻に対する手術手技
Laparoscopic surgery for colovesical fistula
石田 文生
1
,
竹原 雄介
1
,
向井 俊平
1
,
中原 健太
1
,
澤田 成彦
1
,
工藤 進英
1
F. Ishida
1
,
Y. Takehara
1
,
S. Mukai
1
,
K. Nakahara
1
,
N. Sawada
1
,
S. Kudo
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
キーワード:
結腸膀胱瘻
,
腹腔鏡手術
Keyword:
結腸膀胱瘻
,
腹腔鏡手術
pp.269-274
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_269
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大腸憩室炎,結腸膀胱瘻は手術治療が原則である.CT,内視鏡などにより瘻孔の存在と部位を把握し,さらに膿瘍の有無,S状結腸の壁肥厚,狭窄,短縮の程度を正確に診断することが安全で適切な手術のために不可欠である.手術は瘻孔の離断とS状結腸切除,吻合であり,多くは腹腔鏡手術で治療可能である.
© Nankodo Co., Ltd., 2022