Japanese
English
症例
大動脈解離を併発した急性胆囊炎に対してreduced port laparoscopic cholecystectomyが有用であった1例
A case of reduced port laparoscopic cholecystectomy for cholelithiasis in patients with aortic aneurysm
石山 泰寛
1
,
榎並 延太
1
,
澤田 成彦
1
,
日高 英二
1
,
石田 文生
1
,
工藤 進英
1
Y. Ishiyama
1
,
Y. Enami
1
,
N. Sawada
1
,
E. Hidaka
1
,
F. Ishida
1
,
S. Kudo
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
キーワード:
急性胆囊炎
,
reduced port surgery
,
急性大動脈解離
Keyword:
急性胆囊炎
,
reduced port surgery
,
急性大動脈解離
pp.186-188
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_186
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに 急性胆囊炎に対する腹腔鏡下胆囊摘出術は,標準治療と定められている1).大動脈疾患に胆囊炎が併発するのは4.9%と少なくない2).今回,急性大動脈解離を併発した急性胆囊炎に対してreduced port surgery(RPS)による腹腔鏡下胆囊摘出術が有用であった症例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019