Japanese
English
特集 専門医必携 新外科手術書―新しい手術手技のエッセンス
IV. 大腸
9.大腸憩室による結腸膀胱瘻に対する腹腔鏡下根治手術の手技とコツ
Laparoscopic radical surgery for colonic bladder fistula due to diverticulum of the large intestine
大島 隆一
1
,
根岸 宏行
1
,
國場 幸均
1
R. Oshima
1
,
H. Negishi
1
,
Y. Kokuba
1
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院消化器・一般外科
キーワード:
大腸憩室
,
結腸膀胱瘻
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
大腸憩室
,
結腸膀胱瘻
,
腹腔鏡下手術
pp.529-534
発行日 2021年4月10日
Published Date 2021/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_529
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
大腸憩室による結腸膀胱瘻はまれな疾患であるが,近年の大腸憩室の増加に伴いその頻度は増加傾向にある.従来は開腹法により手術が行われてきたが,拡大視効果や低侵襲の利点から最近では腹腔鏡による有用性が報告されている1).本稿では,結腸膀胱瘻の中でもっとも頻度の高いS状結腸との瘻孔に対する腹腔鏡下根治術の手術手技とコツについて解説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2021