Japanese
English
特集 大腸憩室症の診断と治療
I. 総論
3.大腸憩室炎の診断
Diagnosis of colonic diverticulitis
眞部 紀明
1
,
畠 二郎
1
,
春間 賢
1
N. Manabe
1
,
J. Hata
1
,
K. Haruma
1
1川崎医科大学
キーワード:
大腸憩室炎
,
診断
,
CT
,
超音波
Keyword:
大腸憩室炎
,
診断
,
CT
,
超音波
pp.213-218
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_213
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大腸憩室炎の初期診療ではその重篤な予後に関連し,外科的処置が必要となる膿瘍,穿孔,腹膜炎,瘻孔の合併の有無の評価が重要である.また,本邦に多い右側大腸憩室炎の診断時には急性虫垂炎との鑑別が重要であり,両者の鑑別は身体所見や血液所見のみでは不十分といわれている.上記の理由より,大腸憩室炎の初期診療には画像検査が重要であり,その画像所見の理解が必須である.
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