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特集 手術に役立つ蛍光法のすべて
IV. 肝胆膵
2.蛍光イメージングが実現する精緻な系統的肝切除
Precise anatomic hepatectomy using fluorescence imaging
瀬尾 智
1
,
西野 裕人
2
,
波多野 悦朗
2
S. Seo
1
,
H. Nishino
2
,
E. Hatano
2
1京都桂病院消化器センター・外科
2京都大学肝胆膵・移植外科
キーワード:
インドシアニングリーン蛍光法
,
リアルタイムナビゲーション
,
系統的肝切除
Keyword:
インドシアニングリーン蛍光法
,
リアルタイムナビゲーション
,
系統的肝切除
pp.1277-1281
発行日 2022年11月1日
Published Date 2022/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_1277
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術前シミュレーションと術中ナビゲーションの不均衡を是正するためにインドシアニングリーン(ICG)蛍光イメージングが注目されている.系統的肝切除では肝離断のラインおよび胆管切離部位をナビゲーションすることが可能となった.さらに腹腔鏡ではオーバーレイ技術,開腹ではプロジェクションマッピング技術が導入され,肝離断の開始から終了までを継続してナビゲーションすることも可能となった.今後も,使用法や機器の進化によって系統的肝切除がより精緻となることが期待される.
© Nankodo Co., Ltd., 2022