Japanese
English
特集 COVID-19下の外科診療
II. 各論
3.腹腔鏡手術特有の問題
Problems associated with laparoscopic surgery for COVID-19 patients
松本 芳子
1
,
梶谷 竜路
1
,
大野 龍
1
,
長野 秀紀
1
,
薦野 晃
1
,
愛洲 尚哉
1
,
吉松 軍平
1
,
長谷川 傑
1
Y. Matsumoto
1
,
R. Kajitani
1
,
R. Ohno
1
,
H. Nagano
1
,
A. Komono
1
,
N. Aisu
1
,
G. Yoshimatsu
1
,
S. Hasegawa
1
1福岡大学消化器外科
キーワード:
COVID-19
,
腹腔鏡手術
,
サージカルスモーク
Keyword:
COVID-19
,
腹腔鏡手術
,
サージカルスモーク
pp.985-989
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_985
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腹腔鏡手術は消化器外科において重要なアプローチとなっているが,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者に対して腹腔内を高い気腹圧で膨らませて手術を行うため感染伝播のリスクを上昇させる危険が懸念されている.COVID-19患者に対する腹腔鏡手術を行う際には,①できるだけサージカルスモークが少なくなるような手技やデバイスを用いること,②発生したサージカルスモークがポートなどを通じて手術室内に広がらないように注意をすることなどの推奨がなされている.
© Nankodo Co., Ltd., 2021