特集 外科解剖に基づく腹腔鏡下横行結腸癌手術
腹腔鏡下横行結腸癌手術の術式選択に有用な3D-CTによる術前シミュレーション
薦野 晃
1
,
梶谷 竜路
1
,
棟近 太郎
1
,
長野 秀紀
1
,
小島 大望
1
,
長谷川 傑
1
1福岡大学消化器外科
キーワード:
横行結腸癌
,
腹腔鏡手術
,
術前シミュレーション
Keyword:
横行結腸癌
,
腹腔鏡手術
,
術前シミュレーション
pp.1197-1203
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001306
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横行結腸癌に対する腹腔鏡手術は,血管解剖のバリエーションによる郭清範囲決定の複雑さや十二指腸や膵臓などの重要臓器損傷のリスクなどから難度が高い。近年3D-CTにより原発巣の部位やリンパ節腫大,血管解剖の関係などの詳細な情報から,十分なリンパ節郭清と残存結腸への血流温存を両立させることができるようになった。
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