Japanese
English
特集 外科医が知っておくべき術後QOL評価のすべて
II. 各論
3.炎症性腸疾患
Inflammatory bowel disease
石井 博章
1
,
室野 浩司
1
,
佐々木 和人
1
,
川合 一茂
1
,
野澤 宏彰
1
,
石原 聡一郎
1
H. Ishii
1
,
K. Murono
1
,
K. Sasaki
1
,
K. Kawai
1
,
H. Nozawa
1
,
S. Ishihara
1
1東京大学腫瘍外科
キーワード:
炎症性腸疾患
,
包括的尺度
,
疾患特異的尺度
,
術後QOL
Keyword:
炎症性腸疾患
,
包括的尺度
,
疾患特異的尺度
,
術後QOL
pp.332-337
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_332
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炎症性腸疾患の患者は若年で発症し,社会的活動が活発な時期を罹患しながら過ごすことも多い.炎症のコントロールに難渋する場合や癌・dysplasiaを合併した場合には手術が必要となる.健康関連QOLを評価するにあたって,包括的尺度としてはSF-36が,疾患特異的尺度としてはIBDQが用いられることが多い.これらを用いつつ,術後のQOLがよりよくなるように診療を行っていく必要がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2021