Japanese
English
症例
左傍十二指腸ヘルニアと術前診断し腹腔鏡下修復術を施行した1例
A case of left paraduodenal hernia preoperatively diagnosed and treated laparoscopically
石川 裕貴
1
,
淺倉 毅
1
,
神保 琢也
1
,
平宇 健治
1
,
大友 浩志
1
,
横田 憲一
1
Y. Ishikawa
1
,
T. Asakura
1
,
T. Jinbo
1
,
K. Hirau
1
,
H. Otomo
1
,
K. Yokota
1
1気仙沼市立病院外科
キーワード:
傍十二指腸ヘルニア
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
傍十二指腸ヘルニア
,
腹腔鏡下手術
pp.1019-1024
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_1019
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はじめに 傍十二指腸ヘルニアはTreitz靱帯周囲の腹膜窩に腸管が陥入して起こる内ヘルニアである.比較的まれな疾患であるが,近年ではCTで術前診断され,腹腔鏡下手術が行われる報告例が増えてきている.今回われわれは術前診断し,待機的に腹腔鏡下修復術を施行した左傍十二指腸ヘルニアの1例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2021