Japanese
English
特集 肝癌治療の最前線
3.術後合併症(特に胆汁漏)の予防と治療
Treatment and prevention of postoperative bile leakage after liver resection
濱田 剛臣
1
,
西田 卓弘
1
,
矢野 公一
1
,
今村 直哉
1
,
旭吉 雅秀
1
,
七島 篤志
1
T. Hamada
1
,
T. Nishida
1
,
K. Yano
1
,
N. Imamura
1
,
M. Hiyoshi
1
,
A. Nanashima
1
1宮崎大学外科
キーワード:
肝切除後胆汁漏
,
難治性胆汁漏
,
ICG蛍光法
Keyword:
肝切除後胆汁漏
,
難治性胆汁漏
,
ICG蛍光法
pp.1209-1214
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1209
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肝切除における術後合併症は短期および長期の予後にかかわることから,適切な局所および全身の対処が必要である.胆汁漏は肝切除術後に発生する合併症の中では頻度が高く,深部手術部位感染(SSI)の原因でもある.適切な治療およびそのタイミングを逸すると難治性となり,治癒までの期間が長期化するため,その予防および発症早期からの対処が重要である.本稿では,肝切除術後胆汁漏に関して,術中および術後の対処法を概説する.
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