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特集 胆管系合併症のすべて—その予防とリカバリー
胆汁漏
外傷性胆汁漏の治療
Therapeutic management for traumatic biliary leaks
新木 健一郎
1,2
,
調 憲
1
,
齊藤 文良
2
,
桑野 博行
2
Kenichiro ARAKI
1,2
1群馬大学大学院肝胆膵外科学
2群馬大学大学院病態総合外科学
pp.821-825
発行日 2016年7月20日
Published Date 2016/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211227
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【ポイント】
◆外傷性胆汁漏は,頻度は稀ながら肝・膵・十二指腸など隣接臓器との合併損傷で発症することが多い.
◆治療には損傷部位・範囲・合併臓器損傷の有無を診断し,保存的治療・内視鏡的治療・IVR・手術など適切な治療を選択することが肝要となる.
◆遅発性発症例や胆道再建・保存的治療に伴う胆道狭窄の可能性があるため長期の経過観察が必要である.
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