Japanese
English
特集 NCDをどう活用するか
II. 各論
4.胃外科におけるNCDデータの有効活用
Utilization and application of National Clinical Database for gastric surgery
岩槻 政晃
1
,
山下 晃平
1
,
岩上 志朗
1
,
江藤 弘二郎
1
,
清住 雄希
1
,
古閑 悠輝
1
,
吉田 直矢
1
,
馬場 秀夫
1
M. Iwatsuki
1
,
K. Yamashita
1
,
S. Iwagami
1
,
K. Eto
1
,
Y. Kiyozumi
1
,
Y. Koga
1
,
N. Yoshida
1
,
H. Baba
1
1熊本大学消化器外科
キーワード:
NCD
,
胃切除
,
リスクモデル
,
集約化
Keyword:
NCD
,
胃切除
,
リスクモデル
,
集約化
pp.329-333
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_329
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National Clinical Database(NCD)データを用いた胃癌に対する胃切除術の治療成績について,これまでに9編の論文が発表された.死亡,合併症予測モデルが構築され,Risk Calculatorとして日常診療に利用されている.また,急速に普及した腹腔鏡下胃切除術のリアルワールドが報告され,現状と問題点が明らかにされた.さらに,集約化という観点からhospital volumeと治療成績の関係が報告された.今後,胃癌登録との連携が開始され,長期予後も含めたデータベースとしてさらなる発展が期待される.
© Nankodo Co., Ltd., 2019