Japanese
English
特集 NCDをどう活用するか
II. 各論
3.食道外科におけるNCDデータの有効活用
Effective utilization of National Clinical Database data in esophageal surgery
佐伯 浩司
1
,
中島 雄一郎
1
,
安藤 幸滋
1
,
沖 英次
1
,
森 正樹
1
H. Saeki
1
,
Y. Nakashima
1
,
K. Ando
1
,
E. Oki
1
,
M. Mori
1
1九州大学消化器・総合外科
キーワード:
ビッグデータ
,
手術リスク
,
施設間格差
,
均霑化
Keyword:
ビッグデータ
,
手術リスク
,
施設間格差
,
均霑化
pp.325-328
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_325
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食道癌手術は高難度手術であり,その治療成績には施設間格差が生まれやすい.本邦における食道外科実臨床の実態を知るためには,National Clinical Database(NCD)データを用いた全国データの分析は非常に有用な手段といえる.2013年から食道外科に関するNCD研究がいくつか実施され,その中の一部はすでに論文化された.本邦でこれまで実現できなかったビッグデータの解析により,患者因子,手術因子,施設因子における食道外科のリスク評価がすすんでいる.
© Nankodo Co., Ltd., 2019