Japanese
English
特集 NCDをどう活用するか
II. 各論
2.呼吸器外科におけるNCDデータの有効活用
Effective use of Japanese National Clinical Database for chest surgery
遠藤 俊輔
1
,
池田 徳彦
1
,
近藤 丘
1
,
中島 淳
1
,
近藤 晴彦
1
,
嶋田 善久
1
,
佐藤 雅美
1
,
豊岡 伸一
1
,
岡田 克典
1
,
佐藤 幸夫
1
,
吉野 一郎
1
,
岡田 守人
1
,
奥村 明之進
1
,
千田 雅之
1
S. Endo
1
,
N. Ikeda
1
,
T. Kondo
1
,
J. Nakajima
1
,
H. Kondo
1
,
Y. Shimada
1
,
M. Sato
1
,
S. Toyooka
1
,
Y. Okada
1
,
Y. Sato
1
,
I. Yoshino
1
,
M. Okada
1
,
M. Okumura
1
,
M. Chida
1
1日本呼吸器外科学会NCD委員会
キーワード:
NCD
,
呼吸器外科
,
肺癌手術
,
リスク評価
Keyword:
NCD
,
呼吸器外科
,
肺癌手術
,
リスク評価
pp.319-324
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_319
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2014年に立ち上げたNational Clinical Database(NCD)呼吸器外科領域は,4年間で37万例の手術(肺癌手術16万例)に関するデータを有するシステムとなった.このビッグデータを利用して,呼吸器外科手術のリスク評価とリスク調整を行ったうえでの施設パフォーマンスの評価が可能となり,日本の手術の質向上に大いに役立つものと期待される.今後はNCDに連携した前向き登録システムの拡張や,医療経済評価などさまざまな機能を実装できる基盤となろう.
© Nankodo Co., Ltd., 2019