Japanese
English
特集 NCDをどう活用するか
II. 各論
5.大腸外科におけるNCDデータの有効活用
Application of National Clinical Database data in colorectal surgery
正木 忠彦
1
,
吉敷 智和
1
,
小嶋 幸一郎
1
,
紅谷 鮎美
1
,
麻生 喜祥
1
,
須並 英二
1
,
阿部 展次
1
T. Masaki
1
,
T. Kishiki
1
,
K. Kojima
1
,
A. Beniya
1
,
Y. Aso
1
,
E. Sunami
1
,
N. Abe
1
1杏林大学消化器・一般外科
キーワード:
NCDデータ
,
大腸外科
,
術後死亡発生率
,
術後合併症発生率
Keyword:
NCDデータ
,
大腸外科
,
術後死亡発生率
,
術後合併症発生率
pp.334-338
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_334
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National Clinical Database(NCD)データの集積と詳細な解析により,大腸外科においては右半結腸切除術と低位前方切除術について術後死亡率や合併症発生率の予測ならびに自施設の治療成績の把握が可能となってきた.今後はほかの大腸外科手術術式についても同様のフィードバックがなされるようになると考えられる.われわれ臨床医は,フィードバックされた情報を術前のインフォームド・コンセントに取り入れ,また自施設の診療内容を見直すきっかけとするように努めなければならない.
© Nankodo Co., Ltd., 2019