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特集 肝胆膵領域における低侵襲手術
12.肝切除における低侵襲とは―開腹手術の立場から
Minimally invasive hepatectomy;based on conventional approach
多田 正晴
1
,
波多野 悦朗
1
M. Tada
1
,
E. Hatano
1
1兵庫医科大学肝胆膵外科
キーワード:
腹腔鏡下肝切除
,
開腹下肝切除
,
低侵襲性
Keyword:
腹腔鏡下肝切除
,
開腹下肝切除
,
低侵襲性
pp.1268-1274
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_1268
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肝切除における低侵襲性の定義は一定しないが,正確に過不足のない予定術式を施行することが患者のメリットになることは明らかである.そのためには,まず正確に開腹下肝切除を施行しうること,さらに腹腔鏡下肝切除の特性をよく理解し適応を慎重に検討することが重要であり,結果的に低侵襲な肝切除につながるものと考えられる.
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