Japanese
English
特集 肝癌治療の最前線
9.肝癌に対する低侵襲手術
Mini-review about minimally invasive surgery for hepatocellular carcinoma
梅邑 晃
1
,
新田 浩幸
1
,
高原 武志
1
,
長谷川 康
1
,
片桐 弘勝
1
,
菅野 将史
1
,
武田 大樹
1
,
眞壁 健二
1
,
安藤 太郎
1
,
佐々木 章
1
A. Umemura
1
,
H. Nitta
1
,
T. Takahara
1
,
Y. Hasegawa
1
,
H. Katagiri
1
,
S. Kanno
1
,
D. Takeda
1
,
K. Makabe
1
,
T. Ando
1
,
A. Sasaki
1
1岩手医科大学外科
キーワード:
肝癌
,
肝細胞癌
,
腹腔鏡下肝切除
,
低侵襲手術
Keyword:
肝癌
,
肝細胞癌
,
腹腔鏡下肝切除
,
低侵襲手術
pp.1248-1252
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1248
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肝癌に対する肝切除術は,国内では経門脈的転移を想定した系統的肝切除が行われてきた.ほかの消化器癌では,腹腔鏡下手術が低侵襲かつ開腹手術と非劣性であることから主流のアプローチとなりつつあるが,肝癌に対する腹腔鏡下肝切除術は,肝臓の臓器としての特異性から現時点でもhigh volume centerに特化されている術式である.今回,肝癌に対する低侵襲術について術式の定型化,適応拡大と有用な手術手技,肝癌への適応について述べる.
© Nankodo Co., Ltd., 2020