手術手技
高度癒着を伴う腹腔鏡下肝切除症例におけるPringle手技のコツと工夫
多田 正晴
1
,
波多野 悦朗
1
,
鳥口 寛
1
,
岡本 共弘
1
,
藤本 康弘
1
,
野中 健太郎
2
1兵庫医科大学肝胆膵外科
2東成病院外科
キーワード:
Pringle手技
,
腹腔鏡下肝切除
,
再肝切除
Keyword:
Pringle手技
,
腹腔鏡下肝切除
,
再肝切除
pp.99-104
発行日 2022年1月15日
Published Date 2022/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002583
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腹腔鏡下肝切除での肝実質切離において,明瞭な視野のもと肝内脈管を確認し,その損傷を避けることは必須の手技といえる。適切な術野展開,体位の工夫によって実質切離面に液体が溜まりにくくするなど,切離面の視野確保に努めているが,やはり実質切離面からの出血抑制により視野を確保することがより重要である。
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