Japanese
English
症例
経肛門イレウス管が有効であった胃癌検診後のバリウムによる腸閉塞の1例
Barium bowel obstruction treated with transanal ileus tube after gastric cancer screening
内藤 雅人
1
,
田中 淳也
1
,
中村 有輝
1
,
堀 佑太郎
1
,
尾池 文隆
1
M. Naito
1
,
J. Tanaka
1
,
Y. Nakamura
1
,
Y. Hori
1
,
F. Oike
1
1三菱京都病院
キーワード:
バリウム
,
腸閉塞
,
経肛門イレウス管
Keyword:
バリウム
,
腸閉塞
,
経肛門イレウス管
pp.1175-1178
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1175
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はじめに バリウムによる胃癌検診は広く普及しているが,便秘や腸閉塞などの偶発症の可能性がある.このため検査後は下剤を内服してバリウム排泄を促しこれらを予防する.しかし今回,バリウム便排泄後にもかかわらず残存バリウム便による腸閉塞をきたした症例を経験した.その治療には経肛門イレウス管が有用であった.
© Nankodo Co., Ltd., 2018