Japanese
English
症例
術前診断し腹腔鏡下に修復できた大網裂孔ヘルニアの1例
A case of transomental hernia diagnosed preoperatively and successfully repaired by laparoscopic surgery
荒川 拓也
1
,
神谷 忠宏
1
,
加藤 岳人
1
,
平松 和洋
1
,
柴田 佳久
1
,
吉原 基
1
T. Arakawa
1
,
T. Kamiya
1
,
T. Katou
1
,
K. Hiramatsu
1
,
Y. Shibata
1
,
M. Yoshihara
1
1豊橋市民病院一般外科
キーワード:
大網裂孔ヘルニア
,
術前診断
,
腹腔鏡下手術
Keyword:
大網裂孔ヘルニア
,
術前診断
,
腹腔鏡下手術
pp.1179-1182
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1179
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はじめに 大網裂孔ヘルニアは内ヘルニアの1~4%とまれで,特異的な所見にとぼしいため術前診断は困難とされる.しかし,近年では画像精度や技術の進歩により術前診断される症例も散見される.今回われわれは,術前診断のもとに腹腔鏡手術で修復しえた大網裂孔ヘルニアの1例を経験したため,文献的考察を加えて報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018