Japanese
English
症例
上部消化管透視検査後に発症したバリウム貯留による大腸穿孔の4例
Four cases of colonic perforation by barium retention after gastrography
三宅 泰裕
1
,
植野 吾郎
1
,
山中 千尋
1
,
谷口 仁章
1
,
岡 義雄
2
,
森本 芳和
3
Y. Miyake
1
,
G. Ueno
1
,
C. Yamanaka
1
,
M. Taniguchi
1
,
Y. Oka
2
,
Y. Morimoto
3
1JCHO大阪みなと中央病院外科
2箕面市立病院胃腸センター外科
3JCHO大阪みなと中央病院外科
キーワード:
大腸穿孔
,
上部消化管透視検査
,
バリウム
Keyword:
大腸穿孔
,
上部消化管透視検査
,
バリウム
pp.182-186
発行日 2021年2月1日
Published Date 2021/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_182
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はじめに 上部消化管透視検査は,安全性が高いとされ,胃癌検診で広く施行されている.バリウムが腸管内に停滞することによる偶発症がまれに報告されている.今回,われわれは上部消化管透視検査後に発症した,器質的疾患が認められない大腸穿孔例を4例経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2021