足関節・足部疾患の最新治療
疾患各論 足関節症 Charcot関節 Charcot関節に対する低出力超音波パルスとテリパラチド併用の有効性
野坂 光司
1
,
宮腰 尚久
,
山田 晋
,
永澤 博幸
,
齊藤 英知
,
木島 泰明
,
土江 博幸
,
島田 洋一
1秋田大学 大学院整形外科
キーワード:
関節固定術
,
関節障害-神経性
,
足関節
,
皮下注射
,
超音波療法
,
Teriparatide
,
集学的治療
,
治療成績
,
糖尿病性合併症
,
骨癒合(骨折治癒以外)
Keyword:
Ankle Joint
,
Arthrodesis
,
Arthropathy, Neurogenic
,
Combined Modality Therapy
,
Injections, Subcutaneous
,
Ultrasonic Therapy
,
Treatment Outcome
,
Teriparatide
,
Diabetes Complications
pp.152-156
発行日 2016年4月10日
Published Date 2016/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2016297880
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著者らはCharcot関節に対して足関節固定術を施行した3例を対象に、術直後より低出力超音波パルスとテリパラチドを併用するCELTAB法を行なった。有効性について検討した結果、骨癒合までの期間は術後12~15週(平均13.3週)と、通常Charcot関節の固定術における骨癒合までの期間(術後25~30週)と比べ大幅に短縮しており、その後の経過もきわめて良好であった。以上、このことからもCELTAB法は有効であることが確認された。
©Nankodo Co., Ltd., 2016