上肢の外科 最近の進歩
肩関節疾患の治療 鎖骨周辺脱臼・骨折の治療 肩鎖関節脱臼に対する吸収性アンカーを使用した烏口鎖骨靱帯再建術
新福 栄治
1
,
内山 善康
,
繁田 明義
,
持田 讓治
1東海大学 整形外科
キーワード:
X線診断
,
医学用イラストレーション
,
肩関節
,
肩関節脱臼
,
肩鎖関節
,
鎖骨
,
靱帯損傷
,
リハビリテーション
,
吸収性インプラント
,
脱臼骨折
,
烏口肩峰靱帯
,
靱帯形成術
Keyword:
Fracture Dislocation
,
Acromioclavicular Joint
,
Acromioclavicular Joint
,
Clavicle
,
Medical Illustration
,
Radiography
,
Shoulder Dislocation
,
Shoulder Joint
,
Rehabilitation
,
Absorbable Implants
pp.18-21
発行日 2008年10月10日
Published Date 2008/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2009019942
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Tossy分類grade 3の肩鎖関節脱臼に対して、Phemister変法のみ施行した15例と、Phemister変法に加え、円錐靱帯と菱形靱帯の烏口突起腱付着部に吸収性アンカー挿入を行った12例(アンカー使用群)の治療成績を比較検討した。その結果、アンカー使用群は鎖骨再脱臼率が有意に低く、患者満足度が有意に高かった。鎖骨遠位端術後上方偏位度とJSSスコアの[疼痛]得点には有意な群間差は認めなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2008