脊椎疾患における鑑別診断と治療法選択の根拠
治療法選択とその根拠 頸椎 頸椎症性脊髄症 頸椎症性脊髄症に対する前方椎体亜全摘術と椎弓形成術の手術成績の比較
渋谷 整
1
,
有馬 信男
,
菅田 吉昭
,
小松原 悟史
,
岡 史朗
,
山本 哲司
1香川大学 整形外科
キーワード:
頸椎
,
脊椎固定術
,
治療成績
,
頸椎症性脊髄症
,
椎弓形成術
,
アラインメント
,
脊椎切除術
,
椎体
Keyword:
Cervical Vertebrae
,
Spinal Fusion
,
Treatment Outcome
,
Laminoplasty
pp.53-61
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2007024928
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1984~1999年に当科で前方椎体亜全摘術(ASC)を行った34例と後方片開き式椎弓形成術を行った50例の成績を比較検討した。手術時間はASC群が有意に長く、出血量もASC群が有意に多かった。頸椎ROMの改善率、術後C5麻痺の発生率に有意差は認めなかった。ASC群では頸椎アライメントの後彎化を生じた症例の割合が有意に高かった。
©Nankodo Co., Ltd., 2006