脊椎疾患における鑑別診断と治療法選択の根拠
治療法選択とその根拠 頸椎 頸椎症性脊髄症 頸椎症性脊髄症に対する術式選択 前方除圧固定術vs椎弓形成術
折井 久弥
1
,
四宮 謙一
1済生会川口総合病院 整形外科
キーワード:
頸椎
,
骨板
,
脊椎固定術
,
前向き研究
,
外科的減圧
,
頸椎症性脊髄症
,
椎弓形成術
Keyword:
Bone Plates
,
Cervical Vertebrae
,
Prospective Studies
,
Spinal Fusion
,
Decompression, Surgical
,
Laminoplasty
pp.48-52
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2007024927
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頸椎症性脊髄症に対して前方除圧固定術(前方法)を行った26例と椎弓形成術(後方法)を行った35例の成績を群間比較した。術後2年の時点では両群とも十分な改善が得られており、JOAスコアの改善率に有意差は認めなかった。full recovery rateや自覚所見の改善度は前方法が勝り、安全性や技術的(手術時間を含む)の面では後方法が勝っていた。
©Nankodo Co., Ltd., 2006