発行日 2005年10月11日
Published Date 2005/10/11
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2006049592
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非外傷性大腿骨頭壊死症80例を対象に足関節のMRI検査を施行し,足関節骨壊死を検索した結果,13例(16%)に足関節骨壊死を認めた.全例ステロイド関連性であり女性10例,男性3例で,大腿骨頭壊死症診断時の平均年齢は31歳であった.足関節骨壊死を有する患者は,有しない患者に比べ有意に若年であり,ステロイド関連性,女性に多い傾向を示した.X線評価ではstage1が11例,stage3,4各1例ずつであり,stage1の症例は全例無症状であった.また,全身骨シンチグラムは臨床上症状を有することが多い距骨骨壊死に対する感度88%,得意度92%であり,スクリーニングに有用であると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2005