発行日 2005年10月11日
Published Date 2005/10/11
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2006049584
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広範囲壊死巣を有する大腿骨頭壊死に対する深腸骨動静脈血管柄付き腸骨移植術(VIBG)単独手術13例16関節と,VIBGと転子間大腿骨頭前方回転骨切り術の合併手術11例11関節の治療成績を報告した.日整会股関節機能判定基準は術前67.3点から調査時80.3点に有意に改善した.この結果,臨床成績は優37.0%,良33.3%,可11.1%,不可18.5%であった.また,X線評価では52%が軽度変性・圧潰なし,26%が中等度変性・圧潰なしで,圧潰を認めたのは22%であった.VIBG単独手術の適応限界はstage3Aまでであった
©Nankodo Co., Ltd., 2005