発行日 2005年10月11日
Published Date 2005/10/11
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2006049586
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標記の成績を報告した.対象は15例で全例男性であり,12例は40歳以下であった.大腿骨転子下内反骨切り術を行った3例は順調に経過した.大腿骨頭回転骨切り術を行った10例のうち3例は骨壊死や関節症の進行を認め,そのうち1例にカップ形成術を追加した.人工骨頭置換術は手術時年齢50歳と64歳の2例で,50歳の症例は両側ムーア型人工骨頭置換術を施行したが経年的に悪化し,両側とも再置換術や骨移植が必要であった.64歳の症例はバイポーラ型人工骨頭を行い,順調に8年経過している
©Nankodo Co., Ltd., 2005