消化器領域における診断内視鏡-モダリティの進歩とその活用法 検体採取手技の進歩と活用法
胆膵領域
木暮 宏史
1
,
中井 陽介
,
平野 賢二
,
伊佐山 浩通
,
藤城 光弘
,
小池 和彦
1東京大学医学部附属病院 光学医療診療部
キーワード:
鉗子
,
感度と特異度
,
病的狭窄
,
鑑別診断
,
膵臓疾患
,
内視鏡的逆行性胆道膵管造影
,
胆汁
,
胆道疾患
,
胆道鏡法
,
超音波内視鏡ガイド下穿刺吸引法
,
組織診
,
内視鏡的胆道ドレナージ
Keyword:
Cholangiopancreatography, Endoscopic Retrograde
,
Bile
,
Biliary Tract Diseases
,
Diagnosis, Differential
,
Constriction, Pathologic
,
Pancreatic Diseases
,
Sensitivity and Specificity
,
Endoscopic Ultrasound-Guided Fine Needle Aspiration
pp.459-465
発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013167592
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胆膵疾患における内視鏡を用いた病理検体の採取法としては,内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)を用いた種々の方法が従来から行われているが,おのおのの診断感度は必ずしも高くない.診断感度の向上のためには種々の採取法を組み合わせて行うべきである.超音波内視鏡下吸引針生検(EUS-FNA)の登場により,高い診断感度が得られるようになり,EUS-FNA検体を用いた遺伝子診断や抗がん剤感受性試験等も試みられている.
©Nankodo Co., Ltd., 2013