いま知っておきたい! 内科最新トピックス (第6章)肝・胆・膵
胆膵疾患に対する内視鏡的診断・治療はこの数年で何が進歩したのか
辻 修二郎
1
,
糸井 隆夫
,
森安 史典
1東京医科大学 消化器内科
キーワード:
術後管理
,
膵炎
,
膵臓疾患
,
ステント
,
デブリードマン
,
内視鏡的逆行性胆道膵管造影
,
胆道疾患
,
内視鏡的括約筋切開術
,
胆道ドレナージ
,
胆石
,
超音波内視鏡ガイド下穿刺吸引法
,
内視鏡的経鼻的膵管ドレナージ
Keyword:
Cholangiopancreatography, Endoscopic Retrograde
,
Biliary Tract Diseases
,
Debridement
,
Pancreatic Diseases
,
Pancreatitis
,
Postoperative Care
,
Stents
,
Sphincterotomy, Endoscopic
,
Gallstones
,
Endoscopic Ultrasound-Guided Fine Needle Aspiration
pp.1122-1126
発行日 2015年12月1日
Published Date 2015/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016044848
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近年,胆膵内視鏡の開発,発展,普及が急速に進歩している.ERCP関連手技においてもラージバルーン法を用いた大結石の除石術,術後再建腸管症例における小腸バルーン内視鏡を用いたERCPが普及している.経口胆管膵管鏡は広く行われるようになり,近年,さらに細径内視鏡による直接胆道鏡の開発が進んでいる.超音波内視鏡下生検(EUS-FNA)を治療に用いたinterventional EUSの発展とlumen-apposing metal stentなどを用いたさまざまな瘻孔形成術の応用が進んでいる.
©Nankodo Co., Ltd., 2015