発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006016592
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胃癌検診では従来からのX線法に加えて血清PGスクリーニング法が広まってきている.X線単独法では微小病変の示現能に限界があり,また部位による差も大きい.PG単独法では分化型胃癌に対しては部位,大きさ,肉眼型,深達度にかかわらず高率な拾い上げが可能であるが,未分化胃癌では偽陰性例が存在する.ESDを中心とした内視鏡治療の適応病変も含めたあらゆるタイプの胃癌の見落としの予防として,X線法PG法を相互補完のために併用する方法が推奨されている
©Nankodo Co., Ltd., 2005