経験と考察
鎖骨遠位端骨折に対する最小侵襲プレート固定法
森岡 健
1
,
平石 英一
,
工藤 加奈子
,
竹島 昌栄
,
河野 克己
,
本間 隆之
1永寿総合病院 整形外科
キーワード:
X線診断
,
X線透視検査
,
内固定法
,
骨ねじ
,
骨板
,
骨ワイヤー
,
リハビリテーション
,
骨折治癒
,
最小侵襲手術
,
治療成績
,
鎖骨骨折
,
手術時体位
Keyword:
Bone Plates
,
Bone Screws
,
Bone Wires
,
Fluoroscopy
,
Fracture Fixation, Internal
,
Radiography
,
Rehabilitation
,
Treatment Outcome
,
Fracture Healing
,
Minimally Invasive Surgical Procedures
pp.1242-1245
発行日 2015年11月1日
Published Date 2015/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2016083034
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鎖骨遠位端骨折に対して最小侵襲プレート固定法を行った5例の治療成績を検討した。全例男性で、手術時平均年齢は50.2歳、平均観察期間は6ヵ月であった。Craig分類はtype IIBが2例、Vが3例であった。その結果、全例で骨癒合が得られ、術後3週の時点で全例挙上が160°可能であった。全例が骨癒合した術後3ヵ月の時点でのConstant shoulder scoreは全例excellentであった。平均骨癒合期間は2ヵ月で、合併症はみられなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2015