発行日 2013年7月1日
Published Date 2013/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2013274348
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症例は12歳女児で、部活動のドッジボール投球の際に右肘外側の疼痛を自覚した。疼痛は持続したが日常生活に支障はなく競技を続けていた。単純X線で右上腕骨小頭の分離像および母床の骨硬化像が認められた。MRIでは病巣部はT1強調画像で低信号、T2強調像で高信号域が混在していた。以上より右肘外側型OCD、国際軟骨修復学会(ICRS)分類III度、分離期後期と診断した。同側膝をドナーとした自家骨軟骨移植術を行った。
©Nankodo Co., Ltd., 2013