発行日 2003年11月1日
Published Date 2003/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004071660
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肘離断性骨軟骨炎における膝自家骨軟骨移植術について,術後のスポーツ復帰時期を含めて報告した.仰臥位,全身麻酔下にて肘関節鏡にて関節内を検索し,遊離体を摘出した後に,肘筋と尺側手根伸筋間より関節内に進入し,上腕骨小頭病変部を掻爬した.また,病変部に骨孔を形成し,大腿骨膝蓋面非荷重部より骨軟骨柱を採取し,病変部骨孔に移植した.離断性骨軟骨炎は10例について報告し,膝自家骨軟骨移植術を施行したのは5例であった.全例男性で,年齢は11~13歳,全例右罹患で利き手側であった.また,スポーツ種目は全例野球であり,病型は分離型後期2例,遊離型3例であった
©Nankodo Co., Ltd., 2003