発行日 2011年11月1日
Published Date 2011/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2012080891
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
脛骨関節面の骨切除後、深さ10mm以上の骨欠損が残存した24例30膝に対し、自家骨移植を併用した人工膝関節全置換術を施行し、術後の臨床所見とX線による評価を行った。手術時年齢は平均72歳、経過観察期間は平均4年7ヵ月であった。その結果、臨床的には歩行に障害を来すような疼痛を訴えた症例はなく、JOAスコアは平均83点と比較的良好であった。また、X線では移植骨の吸収や圧潰を来した症例はなく、骨移植部には全例、骨梁が確認できた。
©Nankodo Co., Ltd., 2011