発行日 2009年3月1日
Published Date 2009/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2009138577
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過去2年間に、腰椎の脊椎内視鏡後方除圧術(MED)を行った137例を対象に、肥満患者に対するMEDの有用性について検討した。対象は、BMI25未満の79例(男性34例、女性45例:平均年齢61.0歳:N群)とBMI25以上の58例(男性27例、女性31例:平均年齢60.6歳:O群)に分類し、1椎間当りの手術時間や出血量を比較した。その結果、手術所要時間、術中・術後出血量は肥満度との相関を認めず、2群間で有意差を認めなかった。以上より、MEDは肥満患者に対して有用であると考えられた。
©Nankodo Co., Ltd., 2009