発行日 2007年11月1日
Published Date 2007/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2008030692
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症例1:71歳女。突然腰背部痛、対麻痺が生じた。徒手筋力テスト(MMT)右下肢0左下肢1~2、第12胸髄節以下知覚低下を認め、バビンスキー反射(BR)両側陽性、下肢深部腱反射・肛門括約筋反射は消失、尿閉となった。メチルプレドニゾロン大量投与でMMT3に回復、MRIで低輝度脊柱管内占拠病変を認めた。MMT4となったが麻痺増悪、歩行不能となり椎弓切除、血腫除去術した。症例2:51歳男。頸部痛・両上肢のしびれ後、完全対麻痺となった。両下肢MMTは0、第8頸髄以の知覚低下を認めBR両側陽性、尿閉となった。MRIで高輝度脊柱管内占拠病変を認め脊髄は腹側右側に圧排され椎弓切除、血腫除去術を行った。症例3:50歳男。突然腰痛・尿閉になり、MMTは右下肢0、左下肢3~4、両下肢知覚脱失を認め、MRIで高輝度脊柱管内占拠病変を認め脊髄は腹側に圧排され椎弓切除、血腫除去術を行った。
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