発行日 2007年1月1日
Published Date 2007/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2007117985
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大腿骨頸部内側骨折63例(男性11例、女性52例、平均年齢75.4歳)に対しHanssonピン固定術を行い、術後、経時的にMRIを施行した。平均16.8ヵ月にわたる経過観察の結果、術後、大腿骨頭壊死は8例に認められ、うちstage IおよびIIは11.8%(6/51例)、stage IIIならびにIVは16.7%(2/12例)であった。3例は骨頭の陥没を呈したため、人工骨頭あるいは人工関節置換術を施行した。再手術例のうち2例は人工透析中の患者であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2007