発行日 2007年1月1日
Published Date 2007/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2007117983
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橈骨遠位端骨折に伴う尺骨遠位端骨折4例に対しAO背側用Distal Radius Plate(DRP)を用いた整復内固定を行い、その治療成績について検討した。手術時年齢は62~82歳(平均73.8歳)で、全例女性で、術後3~7日(平均5日)に前腕シーネ固定を行い、シーネ除去後に自動ROM訓練を開始した。その結果、斉藤の評価は全例優であり、X線学的評価では整復位損失はVT 0°、UV 1±1.4mm、UI 1.8±2.1°と少なく、術後合併症もなく、良好な成績が得られた。
©Nankodo Co., Ltd., 2007