発行日 2006年10月1日
Published Date 2006/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2007038003
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Colles骨折に対する掌側ロッキングプレート固定術では、遠位・近位骨片間における尺側皮質骨の連続性が再建されないまま固定されてしまう症例、すなわち側転位が残存したまま固定されてしまう症例が散見される。この側転位残存への対策として自施設で行っている整復法について実例を示しながら紹介した。近位骨片に筋鉤を引っかけて橈側へ牽引し手関節尺屈を加えることにより側転位は整復できる。
©Nankodo Co., Ltd., 2006