発行日 2004年6月1日
Published Date 2004/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004248932
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19歳男.交通事故による左下腿開放骨折を主訴とし,受傷当日,プレート・スクリューによる内固定が行われた.創治癒が遅延し,術後4週での創培養でコアグラーゼ(-)Staphylococcusが検出された.既に壊死となった第3骨片を含め内副子の抜去とデブリドマンを行ったところ,骨折部内側に三角錐状の骨欠損と径3cmの皮膚欠損が生じた.皮下プレート固定と血管柄付き骨・骨膜移植の2段階で手術を行った.植皮は問題なく生着し,3ヵ月で骨癒合が得られた
©Nankodo Co., Ltd., 2004