発行日 2004年3月1日
Published Date 2004/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004148694
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67歳女.右アキレス腱部痛を主訴とした.初診時,右アキレス腱付着部に陥凹を触知し,Thompson-Simmonds squeeze testは陽性であった.単純X線側面像で踵骨後上方隆起の近位に小骨片,アキレス腱付着部と足底筋腱付着部に骨棘を認め,踵骨裂離骨片を伴ったアキレス腱付着部断裂と診断し,Mitek Anchorを用いた修復術を施行した.術後7ヵ月の現在,疼痛は軽度あるがROMも健側と同程度に回復し,独歩で歩行している
©Nankodo Co., Ltd., 2004