発行日 2004年1月1日
Published Date 2004/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004103844
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高齢者の大腿骨頸部外側骨折を準緊急で手術し,術後の早期荷重歩行を試みた.従来群に比べ,術前待機日数は6.4日から1.5日,歩行開始時期は術後15.7日から5.3日とそれぞれ有意に短縮された.歩行レベルや転帰は従来群とほぼ同じで,平均入院期間は約18日短縮された.準緊急手術や早期荷重による合併症の増加はなく,臥床時間の短縮により褥瘡が有意に減少した
©Nankodo Co., Ltd., 2004