発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004016011
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11歳男.主訴は背部腫瘍.右傍脊柱筋内に9×6cmの弾性硬の腫瘍が認めた.CTにて右傍脊柱筋内に境界不明瞭な等信号の腫瘤を認め,MRIにてT1強調画像,T2強調画像ともに低信号の腫瘤を認めた.背側より進入して傍脊柱筋を腸骨付着部で切離し,これを腫瘍と共に一塊に摘出した.術後経過は良好で,現在,腫瘍の再発や転移はみられていない.また,大腸に散在性のポリープがあり,頭部皮下に多発性の類上皮嚢腫を認めている
©Nankodo Co., Ltd., 2003